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2022/04/24

全力でやった人だけがわかること
筆者:石黒太一
 

全力で取り組むとどんな結果であっても達成感を感じます。全力でやらないとわからないこともあります。せっかくやるなら中途半端にやらず、何事も100%以上の熱意で取り組むことです。
 
武田信玄が言葉を残しています。
 
一生懸命だと知恵が出る
中途半端だと愚痴が出る
いい加減だと言い訳が出る
 
小学生の時、学校で除草作業を定期的にやっていたことを覚えています。「なんでこんなことやらないといけないんだ」と言っている間はおしゃべりをしながら適当にやっている人もいました。その反面、黙々と草を抜き続ける人は、徹底してピカピカにしていましたし、どうしたらもっと効率的に作業ができるのかと考えて工夫をしていました。ぜひ除草をさせてくださいとはあまりになりませんが、やらなきゃいけないことは同じです。同じしなければいけないでも、自分事にして、どうしたらこの時間をたのしめるかと考えたり、せっかくやるなら誰よりも結果を出そうと行動すれば、知恵が出てきます。
 
社会人になっても同じです。しなければいけないことはたくさんあります。むしろ、なんでこんなことやらないといけないんだと思うことは多々あります。一生懸命やるのか、いい加減にやるのかは自分の選択です。どんな選択だってできます。この選択の連続が1年後、3年、5年後に大きな差となって現れてきます。適当にやることは今の「楽」を選んでいます。それはそれで良い悪いではありません。自分のビジョンから考えた時に、その選択が何をもたらすのかを考えることです。
 
自分の人生を作っているのは、選択のつながりです。全ての選択の結果が今なのです。大切なことは、これから先の人生は今から選択することによって作られることです。今までの結果に満足したり、悔やんでもその選択を変えることはできません。しかし、今から選ぶことはどのようにでもできます。今日の選択が明日の自分を作っています。恐れから選択するのではなく、ありたい姿から選択することで、理想の自分になることができます。
 
愚痴や言い訳があるうちは、まだ一生懸命になっていない証です。何を選ぶかは自分次第ですが、せっかくやるなら、自分のために、自分の未来につなげたいものです。全力で取り組む人には必ず、結果がついてきます。

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