本気になる
何かを取り組む時に、本気になれているでしょうか。手を抜いたり、これぐらいでいいやと思ってほどほどの力で取り組んでいないでしょうか。結果が出ないと悩んでいるなら、自分が本当にその結果を出すために本気になっているかをまず確認する必要があります。
結果を出すための取り組みは自分で選択することができます。80%の力でやることもできるし、120%の努力で取り組むこともできます。大切なことは結果を出すには本気にならないとできないということです。適当にやって出せる結果は、自分の実力以下のことをやっている時です。実力以下のことをやり続けても今以上に成長はしませんし、途中で飽きてしまいます。
不安だから本気を出せないということもあります。実は逆で、本気でやっていれば不安は追いつけなくなります。できるかな、どうかなと思っている間は本気になっていません。やると決めて行動をしていれば不安になることもないのです。オリンピックなどの世界の舞台で活躍する選手がスタートラインで見せる真剣な表情から、不安を感じることはありません。
自分の態度を選択することは自分との約束でもあります。誰かと約束して態度を決めるのではなく、自分で決めるのです。本気になることも、適当にやることも全て自分次第です。部活でコーチや監督に「本気になれ」と言われて気持ちを切り替えた経験があるかもしれませんが、言われても本気にならない人もいます。本気になるかどうかは自分次第です。
必ず実現したいことがあれば本気になります。本気になっていないのは、まだ自分とその目の前の目標がつながっていないからです。できなかったらどうしようとか、自分にはできるかなとか、不安が先に出てくるうちはまだ本気にはなれていません。必ず実現できると信じきることで本気になることができます。