探し物はいつも目の前にある
今まで生きてきた中で「灯台下暗しだな」と感じたことは何回あるでしょうか。様々なことわざの中でも実生活で体感するもののひとつではないでしょうか。大切なことはものすごく近くにあることに気づくと、もっと豊かさを感じることができます。
メガネを探していたら、自分のおでこにかけていたという有名なギャグがあります。絶妙な描写を笑いに変えていますが、意外と自分自身でもやってしまうことがあります。探す時は遠くを探したり、ありもしないところに捜索に行ったりします。疲れ果てて戻ってきたら目の前にあったというオチです。これは物を探す時だけではないはずです。例えば、自分探しをしていろいろと巡ってみるものの、結局最初の場所で自分の進むべき道を見つけたりします。幸せになりたいと思ってあっちこっち行ってみるものの、最後に行き着いたのはものすごく近くにある幸せだったりします。
遠回りをすることで気づくこともありますし、遠回りをしたからこそわかることもあります。何事も経験です。いろいろと見てきたからこそ、灯台下暗しの意味を理解して、身近にあることを大切にできることもあります。
自分が探してるものはいつも目の前にあるんだと思って行動してみたどうでしょうか。遠くに行ってみたい、もっと広い視野で考えてみたいと思うことも当然だと思います。行動することは大切です。だからこそ、目の前のことも軽んじないことです。先読みしすぎて今を大切にできなかったり、最短距離のことだけを考えて目の前にあることを受け流してしまうと、せっかくの機会を自ら放棄してることだってあります。
幸せのなりたいと思ったら、今この瞬間を幸せでいられる生き方をしてるでしょうか。いつか幸せになるではなく、今を楽しみ、今に感謝できることが大切です。どこかに幸せが落ちてるのではなく、目の前に幸せはあります。身近なこと、身近な人、身近な関係を大切にすることを忘れてはいけません。