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2022/05/07

好かれることの大切さ
筆者:石黒太一
 

人に好かれたいですか?それとも嫌われたいですか。今までお会いした方の中で、積極的に嫌われたいという人はいませんでした。何かしら「好かれたい」とは思っています。なぜ好かれたいのでしょうか。好かれることで何があるのでしょうか。
 
よく似た言葉に「媚びる」があります。媚びると好かれるで行動も違いますし、似て非なる言葉であることは確かです。ここを間違えると、妬みや批判の元になってしまいます。媚びるというのは何かしら、見返りを求めています。しかし、好かれるということは決して見返りのためではありません。どちらかといえば、あり方に近いかもしれません。
 
好かれる人に共通することを考えたときに、次の3点があるのではないかと思います。
・素直であること
・前向きであること
・笑顔でいること
ごく当たり前のことであり、普通のことです。ただ、普段からその行動ができているでしょうか。意識をしたらできることも、慣れがあったりプライドが邪魔をして理想の状態にはなっていないこともあります。反対に考えれば、ちょっとした工夫で誰でも好かれる人になることができます。
 
さて、「なぜ好かれたいのか」という問いですが、一つは良好な人間関係でありたいということがあります。誰かと一緒に社会生活をしているわけですから、ギスギスした人間関係では日々の生活が楽しくありません。もう一つは、チャンスを自ら掴むためです。機会は自分で掴んでいくものであると何度もお伝えしていますが、人に好かれない人にチャンスは巡ってきません。想像してみるとよくわかります。大量のリンゴをもらって食べきれない時に、いつも挨拶を交わす隣人と、目も合わせくれない隣人とでは、どちらにおすそ分けをするでしょうか。リンゴをもらうために普段から挨拶をしているわけではありません。しかし、何かの時に選ばれるのは、どんな人であるかを考えることが大切です。
 
好かれることは手段でも目的でもありません。あり方です。自分の考え方、行動によって、チャンスを引き寄せてきます。社会で成功し続けている人をよく観察すると必ず共通点があります。その一つに好かれる人であるということがあります。
 
あなたは人に好かれたいですか?それとも嫌われたいですか。

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