向き不向きは誰が決めるのか
就職活動を続けていると、「自分はこの職業が向いている」と限定してしまうことがあります。自己分析やその業界の人に会ってみての結論になっていますが、とても危ういことだと思っています。なぜなら、やってみたことがないことを最初から向き・不向きで判断してしまっているからです。思い込みによって可能性が狭まっていくことはとてもん残念なことです。
あこがれの職業ということで、チャレンジすることはあると思います。実は、ここでは向き不向きではなく、自分が「こうしたい」が優先しています。チャレンジすることは大切なことです。その結果から学ぶことがあります。結果を真摯に受け止め、次に活かすということができれば、必ず成長をしていきます。
食わず嫌いというものがあります。なぜ嫌いになったかはそれぞれの背景もありますが、食べたことがないのに「嫌い」としているものもあります。その食べ物が好きな人からみたら、なんて損をしているんだと思うかもしれません。同じように、やったことがないことを自分には向いていないと決めつけていると、せっかくの機会を逃している可能性もあります。
極端に言えば、向き不向きというものはないと思っています。できるように努力するかどうかだけです。もちろん強み弱みもありますが、「自分は続けることが弱みです」と言っても、毎日食事はとるわけです。苦手でも、できるようになろうとすればできます。あきらめなければできます。
向き不向きを決めているのは自分自身です。向いていると自分で選択すれば、どんな可能性だってあります。決めつけるのではなく、前向きにチャレンジしてみることです。