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2022/05/10

目標は具体的になっているだろうか
筆者:石黒太一
 

今実現したいと思っていることは具体的に描けていますか。漠然とした目標のままでは終わりが見えない状態です。いつまでに何をどの状態にしたいでしょうか。そして、そのための段取り、計画は常に修正をしながら進んでいるでしょうか。ゴールからの逆算によって目標は達成します。どこに向かうかを具体的に持ち続けることです。

目の前にあることを一生懸命に取り組むことはとても重要なことです。しかし、一生懸命に何を取り組むかはさらに大切です。穴を掘りたいのに、地面を踏み固めることに一生懸命になっていてはいつまでも穴は掘れません。穴を掘るかどうかというは誰かが指示をしてくるのでしょうか。学校であれば、先生がカリキュラムを組んで、スコップの使い方から穴の掘り方まで教えてくれました。しかし、社会に出ると、必ずしも誰かが教えてくれることばかりではありません。なぜなら、どこに穴を掘ればいいかは、刻一刻と変化し続けているからです。自ら考え、目標を立て、実行していくことが求められています。いつか指示されるだろうでは、チャンスを逃してしまうのです。

変化し続ける環境の中で、具体的なゴールイメージを持つということが難しいのではないかと感じることもあります。1年後の状態も想像できないなかで、ゴールが持ちにくいと言って、漠然と進んでいてもどこにもたどり着くことはできません。常に、変化をとらえ、自分自身も変化していくことです。環境も自分も変化し続けたら、もはや何者かもわからないと思うかもしれませんが、「基礎」がしっかりしている人は変化を自分のものにすることができます。

自分が目指していること、ミッションのゴールは明確でしょうか。そのための道筋は描けているでしょうか。誰かに言われるからやるでは、いつまでたっても面白くはありません。目標を実現している姿が具体的になっているでしょうか。目の前が漠然としているのであれば、まずは具体的にイメージしてみることからです。

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