しんどいときは完璧を手放す
誰でも100点であり続けることは大変なことです。うまくときもあれば、思ったような結果にならないこともあります。これは当然のことで完璧にこだわりすぎると、完璧でなければいけないというプレッシャーに苦しくなります。自分に厳しいことが悪いわけではなく、厳しくなりすぎなくても大丈夫です。
今まで順調だったことが突然、うまくいかなくなるということはあります。機械だってメンテナンスをしないで動き続ければ故障をします。高いパフォーマンスを出し続けることにこだわることで、自分を追い詰めるよりも、ちょっとした変化に気づき、自分をメンテナンスすることも大切なことです。
どれだけ注意を払っても、100点とりたいのに60点になることもあります。60点だからダメと判断するのではなく、事実を冷静に受け止めたり、時には60点でOKにしてもいい時があります。学校のテストで100点を取り続ける人が95点だったときに、ずいぶん悔しがっていたことを見たことありませんか。普段80点ぐらいの人から見たら95点だって素晴らしい結果です。しかし完璧にこだわると100点じゃなければダメなんです。
結果にこだわりを持つことはとても重要なことです。だからといって、100点だけがすべてになってしまうと自分を苦しめてしまいます。そして、他人に対しても厳しくなってしまいます。また、他人と比較することで自分を認めることができずに苦しくなってしまうこともあります。
完璧であり続けることを手放してみると楽になります。誰かに迷惑をかけてしまってはいけませんが、必要以上にストイックになることは辛くなります。もし「なんとなくしんどい」と思ったときは、完璧を手放して自分をメンテナンスするタイミングです。