自分の弱み・相手の強み
完璧な人はいません。誰にでも強み、弱みがあります。時として「自分は苦手だけど相手は得意なこと」があると、妬みや嫉妬になってしまうこともあります。もちろんできないことをあきらめてしまうことは成長に繋がりませんが、一定努力をしてもなかなか結果がでないことで悩むなら、自分の強みを伸ばすことにフォーカスすることです。
利きと反対の手で字を書くことは、できなくはありません。努力して練習すれば書けるようになることもあります。しかし、努力したわりには利き手ほどうまくかけないことがほとんどではないでしょうか。反対に、利き手を使って、ペン習字や書き方の練習をすると上達していきます。それぞれが持っている強みを伸ばすことのよさに気づくことができます。
相手の強みを見ると、自分にないものを持っているということで羨ましいと思ったり、なぜ自分にはないんだと妬んだりすることがあります。実は、相手から見たあなたに対しても、そう思われているとしたらどうでしょうか。自分では気づいていない強みを相手からはら羨ましいと思われていることがあります。すでに強みを持っているのに、その強みに気づいていなかったり、相手の強みにばかり目がいっていると気づけていないことがあります。
自分の強みを使うこと。そして、自分の弱みはできる人に協力をしてもらうこと。人はひとりでできることが限られています。完璧にできる人はいません。仲間と協力して物事進めるからこそ、より大きな結果につながっていきます。そのためには自分のことをよく知ること、相手のことをよく知ることです。思わぬ強みを発見するためには、初めからできないとチャレンジすることをあきらめるのではなく、まずやってみることです。チャレンジをする前から、自分で制限をしていては強みもわかりません。