2022/05/21
自分のことについてもっと知りたいと思うことはありますか。自分を知る一つのきっかけとして「没頭できること」があります。時間が過ぎるのを忘れるぐらい没頭できることを思い出してください。夢中になって取り組んでいる時、普段は気づかない自分が必ず現れています。
集中するというのはエネルギーも必要です。そして、長い時間集中し続けるということが容易ではないことを私たちは知っています。集中できるのは15分程度と言われます。学校の授業を毎日全ての時間集中して聞き続けることはなかなかできません。午後一の倫理の授業は脳を休ませるための時間かと思ったことを覚えています。しかし、自分が没頭してる時は15分どころか場合によって何時間も集中していることがあります。なぜ自分は没頭できているのかを深く考えてみると、多くのヒントがあります。
「推し」のことについて語り出したら何時間でもできる。食事をとることも忘れてApexをやり続ける。没頭することは人それぞれですが、没頭するには必ず意味があります。例えば、推しのことを考えている時、感情が動いています。「癒される」とか「ワクワク」、もしかしたら「感動」ということもあるかもしれません。この感情は自分が大切にしてることと繋がっています。人それぞれですが「サポートする」「仲間を大切にする」「貢献」といったことを大切にしている場合もあります。自分のことを深く見てみると、自分という人間を知ることができます。
没頭できることはとても大切なことです。どんなことでもいいと思います。趣味でも、仕事でも、勉強でもいいのでこれだけは人に語れることを持つことは大切です。そして、どんな自分がそこにはいるのかをじっくり向き合ってみると、知らない自分に出会うことができます。