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2022/05/27

ワークアズライフで考える
筆者:石黒太一
 

ワークアズライフという考え方があります。私は「仕事も生活の一部である」と考えています。仕事と生活のバランスを考えるときに、どちらも切り離して考えることはできません。仕事でチャレンジをしたいし、生活も充実させたい。バランスだけを考えると、どちらもほどほどにしてしまったり、生活重視になっているようにも感じます。

24時間働くとか、休みなく常に仕事だけをやれば報われるという時代もあったかもしれませんが、時代や価値観も変化してきている中で、仕事中心だけで豊かな人生になるとは言い切れません。心の豊かさ、健康などの肉体的な豊かがあって、仕事も生活も豊かになります。将来こんな生活がしたいと思っていて、その夢がだけがあっても時間や経済力がなければ、夢で終わってしまいます。will-can-mustのwillがあることはとても大切なことです。しかし、canもmustが伴わないのは絵に書いた餅です。

「今」求められていることは何でしょうか。今を大切にできず”中途半端に”理想だけを追っていても何も生み出しません。プロ野球選手になりたいと思っているなら、言い続けることは大切です。夢を諦めないということも大切です。しかし、そのための努力をしているかのか、一つ一つの練習や試合で結果を出しているかはもっと大切です。同じように普段の生活でも、仕事でも、夢や目標のためにやるべきこと、できることを増やしているでしょうか。

「働くことはお金を稼ぐ手段」という考えは、正しいですが、仕事を通して人間性を磨き、人としての成長をするものであると考えると、とらえ方も変わってきます。仕事で結果を出す人は、人間性を磨き続けています。これは普段の生活にもつながってくることです。分離して考えたり、バランスを保つことだけが豊かさではありません。あなたに求めれられている「今」をがむしゃらに生きることが大切です。

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