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2022/05/28

学び続ける
筆者:石黒太一
 

本を読むと気づきや学びがあります。学べば学ぶほど知らないことがあることに気づきます。私たちは日々新たな発見や体験などを通して成長していますが、限られた時間の中で自分の体験だけでは学びきれません。そのためには先人からの学ぶことが必要です。

学びによって視座や視点が変わってきます。学ばなければ自分のものの見方から抜け出すことができず同じところに留まってしまいます。歳を重ねたり、役割が変わっていく中で、視座が上がっていかないということは、役割を果たすことができないことにもなりかねません。

学ぶ方法はたくさんありますが、代表的なものはこの3つです。
1 経験から学ぶ
2 人から学ぶ
3 本から学ぶ

学校での勉強もこれらの組み合わせであることに気づくことができます。授業だけでは身につきませんので、テストをすることでできたできなかったを理解して、学びを深めます。教科書を読むだけではなく、先生から教わることで学んでいきます。学校を卒業してからも、自ら学ぶことを続けるためには、その手段を理解しておく必要があります。

1 経験から学ぶ
普段の行動や仕事などで自分で体験・経験したことから学ぶというものです。自分で経験することが最も学びになります。名刺交換のやり方をマナー本で読んでも、実際にやってみると気づくことがあります。自分で考え行動したことは、強く残っていきます。

2 人から学ぶ
自分の知らないことを知っている人から教わることは、視野を広げたり、そんなやり方があるのかという気づきになります。人それぞれ違う経験をしていますから、他者の経験から学ぶとも言えます。全然解けない数学の問題を先生に聞くと解き方のコツを教えてくれます。自分の思い込みに気づくこともできます。

3 本から学ぶ
書店や図書館に行くと一生かけても読みきれないほどの本があります。本を使うと同じ時代に生きていない人から学ぶことができます。多くの先人が思い悩み、その悩みを解決した方法がこれだけ多く残されています。今自分が悩んでいることは、多くの先人も悩んだことです。そしてその人たちが人生をかけて答えを導き出しているとしたら、その情報に触れることで悩みを解決するヒントになります。

社会人に対して言われる「本を読みましょう」というのは、学校の読書週間とは違います。自分の人生を豊かにするための行動です。もちろん、学ぶかどうかは自分次第です。TikTokやNetflixから学ぶこともありますが、無駄に時間を溶かしてしまうことは「時間の浪費」になってしまいます。学ぶと自分の考えも変わっていきます。変わり続けないといけないとも思います。学ぶことに貪欲になっていきませんか。

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