2022/05/30
チャレンジが成功するのは、小さなカイゼンの積み重ねによって成し遂げられます。チャレンジには明確な正解があるわけではありません。だからこそ、やってみてダメっだら修正してを続けていく必要があるのです。
常に私たちは実践と検証の繰り返しを目の当たりにしています。普段から目にするものPCやスマートフォンのOSのアップデートです。気がつけばまたアップデートかと思うほどずっと更新され続けています。逆に考えれば、一番最初にリリースされたときは、未完成とも言えます。実際にユーザーに利用してもらい、不具合を直し続け、機能を追加し、より使いやすいものにしていきます。バージョンが二桁になっていることも珍しくはありません。
最初から完璧なものを目指すよりも、まずやってみてダメっだら修正したり、元に戻すことを恐れないことで、カイゼンをしています。うまくいかどうかを考えながらリリースを躊躇したり、今まではこうだったからという過去にとらわれているとなかなか前進しないものです。
うまくいかないときに、原因を分析することが大切です。うまくいくと考えて実行しているにもかからず、何かしらの「見えない原因」があって失敗をしていることがあります。この原因を明確にして解決しなければ、またテストしても同じ結果になります。検証をするなかでは、原因から考える習慣がとても重要になります。表面的な現象をカイゼンしようとしても、意味がありません。うまくいかなかった原因はどこにあるのかを深掘りする必要があります。
カイゼンのスピードが早ければ、ライバルとの圧倒的な差になります。ライバルが10日かかるものを5日でカイゼンできれば、2倍のテストができます。私達の普段の生活でも同じことがいます。自分の行動を1ヶ月単位で振り返りをするのか、1週間毎に振り返ってカイゼンするのかでは、4倍の差がつきます。小さなカイゼンの積み重ねは大きな差になっていきます。目標を持って行動をしているのであれば、チャレンジして、原因から分析し、カイゼンを続けていけば、必ず大きな成果につながります。