MIRAI-ZINE

menu

2022/06/11

主体的に選択肢を持つ
筆者:石黒太一
 

自分にはこれしかできないとか、他に選択肢がないというのは息苦しさを感じることがあります。冷静に考えると選択肢はいくらでもありますが、視野が狭くなっていたり、環境に依存をしてるとあるはずの選択肢が見えなくなってしまうことがあります。

誰かが何かをしてくれると期待をしていると、選択を人に依存してしまいます。本当は自分で考え、行動すればもっと選ぶことができます。選ぶことができないのではなく、選ぶことをしていないだけです。雨が降っているから出かけることができないのではなく、雨が降っているけど、どうやったら出かけることができるかを考えたらアイデアはいくらでも出てきます。

「主体的」はわがままや自分中心ではありません。自分の役割や相手との関係性の中でお互いにとって満たされることが大切です。「自分だけがいい」という選択をしていたらそのうち誰も協力をしてくれなくなります。今まであった選択すらなくなってしまうのです。

自ら選ぶことです。自分の行動や考え方で変えることができるものをどのように選ぶかで結果が変わってきます。変えられないものをとやかく言っても仕方がありません。そして選択肢が常にあると信じることも大切です。これしかないと思い込んでいると、それしか見えてこなくなります。主体的になることは選択をすることでもあります。


雨の日に外出ができなくてモヤモヤすることもできますが、今できることは何かを考えてみたり、雨でも外出できる方法を選ぶこともできます。雨という現象を言い訳にしたり、環境に依存しているとできないことばかりが目に入ってきます。実際はそんなはずではなく、どれだけでも選択肢があります。選ぶのは自分自身です。

TAG :

RECOMMEND