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2022/06/18

意味付けは自分でする
筆者:石黒太一
 

不快に感じることやイライラしてしまうことがあった時、その原因となった出来事に意味づけしているのは自分自身です。不快だと決めているのも、イライラすることだと決めているのも自分です。すぐに意味付けを変えることができる人ばかりではありません。少しづつ自分で自分の反応を選択することに慣れていくことです。

雨が降っても雨が不快ではなく、不快な気持ちになっている自分がいるだけです。雨が降っても嬉しい人もいます。めぐみの雨とも言ったりします。反対に雨が降っただけで一日不機嫌という人もいます。現実に起きている事実は一つだけです。無意識にしていたら不快な出来事も、どのような意味付けをしたら自分にとっての幸福につながるのでしょうか。

もし雨が降って嫌だなと思った時、雨が降った時しかできないことがないかを考えてみます。外出しようと思っていたけど、それをやめてできることがないかを考えると色々と出てくるのではないでしょうか。積読になっている本を1ページめくってみる。部屋の掃除をする。見ようと思っていた動画をまとめて見る。雨だったからこそできることを見つければ、不快という気持ちは薄らいでいきます。

常に自分が思った通りにはいかないものです。予期せぬ変更や不可抗力といったものは随所にあります。変化することも当然のことと考えていれば、何か起きた時に、自分で意味付けを変えることができます。こうあるべき、こうならなければいけないは一度手放してみると、もっと気持ちも楽になることができます。予定通りにいかないことを楽しめる気持ちを持っていたいです。

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