新しいチャレンジ

今までうまくいっていたことが、突然通用しなくなることがあります。環境の変化に対応できないのはなぜでしょうか。その理由は新しいチャレンジをするときに、古い成功パターンでやっているからです。昔のやり方が通じずに、うまくいかないのは当然のことです。

自分のプレセンは日本語でうまく伝えることができているからといって、海外に行って日本語のままで伝えていてもなかなか通じないものです。海外という新たなチャレンジをする時には、その地域の言葉を使わないといけません。小学生に教えることが上手だったとしても、その同じパターンで大学生に教えても必ずしもうまくはいきません。今までのやり方が常に通用すると思い込んでいると、失敗します。新しいチャレンジには新しいやり方、新しい反応の仕方が必要になってきます。

転職して「前の職場ではこうだった」、ということを押し通してしまうと多くの場合失敗します。学生の時にバイトで経験したことがあるから、社会人になったらすぐに成果が出ると過信するのは思い込みの一つです。今までのモノの見方が常に通用するとは限りません。環境は変化し続けていますし、新しいことをやるのであれば、それは新しいモノの見方を身につけることが求められます。

環境のせいにしたり、変化のせいにしているといつまでも外的要因を言い訳にしてしまいます。環境が変わったからできない、ではなく環境が変わったら「自分がどう変化するのか」を考えることが大切です。新しいチャレンジをするなら、変化を言い訳にしていては、何も先に進むことはありません。なぜなら新しいチャレンジにはやったことがないことばかりだからです。今までのやり方が通用しないこともあります。モノの見方をガラッと変えないといけないこともあります。自ら変化することで新たなチャンスに巡り合うこともできます。