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2017/10/16

あなたにとって一番大切な売りものは”あなた”です
筆者:城後
 

 


 

あなたは自分の魅力に気づいていますか?


就職活動をしていると、自分のことを伝えるのがいかに難しいかに気づかされます。
「どう書いたらいいのか分からない」「ありきたりな事しか書けない」「書くネタがない」など、私もいつも手がとまりました。
そもそも就職活動とは、自分をPRして会社に売り込む、というようなものです。つまりあなた自身が売りものです。
”売り込む”というと少し良くないように聞こえますが
要するに「私を採用すると御社にどのようなメリットがあるのか」をPRすることです。
エントリーシートや履歴書でもPRできる機会が多くあります。
 
 
そこであなたは、学生時代の経験や過去の出来事から自己PRを書いたとします。
しかし、つまづく場合、次のような文章になることがあります。
◆私は約100人のサークルをまとめあげ、合宿の運営や学園祭などのイベントを成功させる為には、しっかりと企画をし全員が楽しめるものにする必要があると学びました。
◆バイトリーダーとして、どうすればより売上のUPに貢献できるのかを考え、様々な提案を行い 売上を15%もアップさせることができました。
◆この経験で私は組織をまとめる難しさを学び、そのなかでも、上手く組織をまとめるために、メンバーの意見をしっかりと聞きだしまとめることができました。
◆売上を上げることができ、大きな達成感を感じることができました。この経験から、御社においても社会貢献の為に働き、達成感を得ることができると感じたため御社を志望いたしました。
◆若手から活躍できる社風である御社で、早くから活躍し大きく自己成長をさせていきたいです。
 
この文章を読んであなたはどう感じましたか?「おーよく人物像がわかる!」なのか「あー、よくあるパターンね」なのか。
具体的な数字を書き込む、経験から何を学んだかを書く、という所はおそらく、あなたの先輩や友人達からの情報でできていると思います。
しかしこれは、みんなやっていることで、せっかく長い時間掛けて作成したものでも、それだけではやはり埋もれてしまいます。
題材も、「バイトリーダー」や「サークルの会長」他の学生と似たり寄ったりなものにしかなりません。
どうしてこれではよくあるパターンになってしまうのか?それは、上記のような内容は完全に自分のため”for me"の考え方になっているからです。
それよりも、人に何かを伝える、企業に採用してもらうために大切なポイントは、相手のため”for you"の考え方を持つことです。
この考え方を踏まえて自己PRを考えると、題材は他の学生と同じでも、内容は”ありきたり”ではない他の学生とは違う、自分のオリジナルなものが出来ます。
 
 

“for you”の視点で相手のために自分をアピールする

 
何か人に物を売ることや、商品をおすすめすることを想像すると分かりやすいのですが、
全て相手のため、相手にどういう得があるか、役に立つかを考えます。
「この商品には、こんな特徴があって、こういった効果があるから、こんなメリットがあります!だからあなたにおすすめですよ!
ぜひ買ってください!」
 
これを就職活動に置き換えて自分の長所や経験がその企業でどう役に立つのか、自分が入社したらどんなメリットがあるのか」を考え、相手にとって魅力的な自己PRを書いてみてください。
シンプルなことだとは思いますが、”for you"の視点を持って考えて、自己PRやエピソードについて
書いたり、話したりできる学生はそう多くはいません。
”for you"の視点を持つだけでエントリーシートは書きやすくなり、同じような内容でも、伝わる文章と、伝わりにくい文章にはっきりと分かれます。
結果として、受け取った企業側から見てもあなたの人物像が良く分かる、魅力的なものになり埋もれないようになります。
未来では、早朝勉強会という勉強会のなかで、「自分の考えを人に伝える」ための方法などを勉強する機会を設けています。
早朝勉強会についての記事があるので是非ご覧ください。
(#言語の統一化を図る?!)
 
早朝勉強会は、社長より直々に指導していただく機会となっております。
勉強会とはいっても、グループで話し合う時間もあったりと堅苦しいものではありません!
マーケティング力を強みとしている未来では、上記のような取り組みを通して、自社の魅力を明確にし「人に伝える力」を磨いています。
 

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