2018/08/29
「マーケティングのイメージってっどういうものですか?」と学生に聞くと
「調査したり、企画したりする仕事のイメージです」という返答が返ってきます。まさにその通りですといえばその通りですが、それはマーケティングの手段です。
マーケティングの仕事の意味は大きく一つに集約されます。企業にとってもお客様にとっても有益であり続ける仕組みを作る、要するに継続的にwin×winの関係を築くということです。そのためにマーケターは日々様々な方法や、新しいアイディアを考え実行し、悩み、また考えては実行するということを行っています。
こういったマーケティングの話になると、本当に広く深い話にもなりますし、企業によっても取り組みやマーケティングの考え方は様々です。なのでこの記事では、就職活動をするうえで見ておくと役に立つ2つのキーワードからマーケティングについてお話します。そのキーワードなのですが、「 ユーザーサイド」と「サービスサプライヤーサイド」です。
この2つのキーワードを知っておくと、企業選びをする際に役に立ちます。どちらのマーケティングをやるのかで、やっていく仕事ややりがいも大きく変わります。またマーケターとしてのキャリアの歩み方も変わります。
上記2つのくくりで言うと未来はユーザーサイドのマーケティングをやっている企業になります。
ユーザーサイドマーケティングとは いわゆるメーカーと呼ばれるような会社のマーケティング の仕事で、簡単に言うと自社の商品をお客様に買っていただくための施策を企画し実行していく仕事です。
1つの商品やサービスの開発からブランディング、そしてお客様の手に届くまでのマーケティング企画活動に一気通貫して携わっていくことができます。
一方でサービスサプライヤーサイドのマーケティングは広告代理店やマーケティングコンサル会社などが行う、クライアントに対してマーケティング戦略を企画立案していくことです。同時に様々な商品やサービスの戦略設計に関わっていくことができます。同じ業種や種類の商品に対してターゲットや競合他社とは異なるアプローチを考えていかなければなりません。
あなたはどちらのマーケティングに興味がありそうですか?
ユーザーサイドのマーケターとして、しっかり自社の商品やサービスをマーケティングしていく経験を積んだ上で、サービスサプライヤーサイドの仕事に携わっていくのか。最初からサービスサプライヤーサイドのマーケターとして広くマーケティングを見ていくのか。
どちらのマーケティングも面白いと思います。あとはどのように自分がマーケターとしてのキャリアを積んでいきたいかによってどちらを選ぶか変わっていくと思います。
2つのキーワードからマーケティングについて書きましたが、前述したように結局はマーケティングの仕事の意味は大きく一つに集約されます。テクノロジーの発達、変化し続ける世界の中で、マーケティングの仕事、時代の流れを先読みし、企業にとってもお客様にとっても有益である施策を創る優れたマーケターというのはより重宝される時代になっています。
また近い将来、営業という仕事の8割が無くなるといわれています。それはなぜなのか?
これはあなた自身の行動から考えるとわかりやすいです。例えばが何か欲しい物があるとき、まずはネットやSNSで情報を調べ、そのあとにネット上や店舗行って商品の購入を することがほとんどだと思います。新しい情報など、知らないことを知るときもほとんどがネット経由になっていると思います。
同じように企業も何か必要なものやサービスがある時、営業マンが訪問してこずとも、自分たちで情報を検索して調べることができます。調べた情報をもとにサービスや商品を必要とする企業から、提供している側の企業へ連絡を取り営業マンが足を運び、商談に進むという流れがほとんどです。
新規開拓の営業というもののあり方が変わっていっています。このように企業間のセールス活動も、私たちが何かを購入したいと考えるときと同じで、まず情報を調べるといことが当たり前になっているのです。IT・AIなどテクノロジーの発達によってその勢いが加速しています。
マーケティングのご縁創造グループ・感動支援グループのチーム食事会です!
テクノロジーの発達、SNSの普及を背景に、マーケティング一つで会社の見え方や売上は大きく左右されます。いかにして、必要としているお客様に対し適切な情報を効率よく発信できるか企業経営にとっては重要なのです。
極端な話、優れたマーケターが一人いれば会社の状況を一変させることができ 売れなかった商品が売れるようになったり、今よりもっと売り上げを伸ばすということができます。
マーケティングを活用したセールス活動がユーザーにとってもサービスを提供する側にとっても、効率が良いのです。
私自身、未来の説明会でこのようなマーケティングの話を聞いて「マーケティング1つで大きく企業が変わること、一人の力で数億円から数十億円という規模のお金を動かすことができる」という言葉にすげぇ!と驚かされました。「億単位の規模の成果を生み出すということをやってみたい」と単純に思わされました(笑)
何となくでも”テクノロジー・IT・AI”という言葉に反応してしまうというあなたはいい感じです(笑)是非、インターンシップや業界研究セミナーなど積極的に参加し、勉強してみてください!
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